【不登校(登校拒否)の4つの時期:②進行期】 ”不登校(登校拒否)が始まった方へ” 対応次第で短期間で学校に行けるようになります。
前回、お子様の状況が分かれば、対処の仕方も分かることを書かせていただきました。不登校(登校拒否)の前駆期での対応がうまくいかなかったり、放置してしまうと不登校が本格的に始まってしまいます。この時期は②進行期と呼ばれています。進行期は、学校に行かなく(行けなく)なり、心の状態も不安定だったり落ち込みが激しかったりしてきます。その状態が固定化されていく時期を指します。この進行期の対応は、前駆期での対処方法とほぼ同じです。一番大切なのことは、心が不安定になっている原因を発見し対処することです。完全に不登校(登校拒否)になってしまう前に対処方法を検討し実施する段階です。家庭教師による不登校(登校拒否)進行期対策の場合、前回に述べた3つの良い点がより注目されます。家庭教師の先生との指導がお子様の環境を整えてあげることになり、学習塾や個別指導塾等に行く場合と比べて外からの力が少ない(精神的に受ける刺激が少ない)。そして、身近な自分だけの家庭教師の先生の存在による幸福感の増大です。孤立を防ぎ、対話する場を増やすことは精神的な安定の為に必要です。熱血先生で家庭教師による不登校(登校拒否)対応で短期間で学校に行けるようになったとの感想をいただくのは、この時期の対応がうまくいった事例が多いです。次の機会には、不登校や登校拒否が進んだ混乱期と呼ばれる時期について一緒に考えていきたいと思います。